
学習支援
中島さん
- 活動のきっかけは
- 小学校の教員を志望しています。大学生になったらすぐにでも学校現場で経験を積みたいと考えていた時、大学で同じ活動をしていた友人に「TEPRO Supporter Bank」を紹介してもらったのがきっかけです。東京都では学校と様々な関わりができる活動があることを知って、とても驚きました。
- 活動してみてよかったこと
- 小学校の教員になりたいと思っているので、先生方がどのような仕事を具体的にされているのか、自分の目で見ることができたのが本当に良かったなと思っています。実際に自分が教員になったことを想像しながら働けるのが、大きなやりがいになっています。子供たちとの距離感も非常に近く、毎週継続して関われることが魅力です。
- 成長やスキルアップを実感したことは
- 成長点は2つあります。1つ目は、教員を目指す上で責任感が芽生えたことです。活動当初は戸惑いがありましたが、子供たちと関わる中で、自覚を持つようになりました。2つ目は、自ら考えて行動できるようになったことです。今、先生方は何を求めているのか、子供たちにはどういう声かけが必要かを考え、自分から行動に移せるようになったことが、この1年間の大きな成長だと感じています。
- 先生や生徒、仲間とのよい出会いは
- 特に印象深いのは、一番最初にサポートに入ったクラスの担任の先生の言葉です。私は当初、授業についていけていない子ばかりに声をかけていましたが、先生から「助けが必要な子供たちは担任も指導している。それよりも、できている子たちがもっと伸びるような声かけをしてほしい」とアドバイスをくださいました。この言葉は、子供たち全員の成長を支えるという教員の視点を私に与えてくれ、心に深く残っています。
- TEPRO Supporter Bankの利用を検討している学校へメッセージ
- 大学で教育学を学び、教員になりたいと考えている学生はたくさんいると思います。実際の教育現場で経験を積むことはとても貴重です。子供たちから教えてもらうことも多いです。ぜひTEPRO Supporter Bankを活用してみてください。
副校長先生
- 依頼したきっかけと導入前の学校の課題
- 豊島区の校長会での紹介がきっかけです。担任以外の人がいることで、第三者の視点を現場に導入できると考えました。導入前の課題は、児童や授業が多様化する中、担任の教員が1人で教室の子供たち全員に対応するのが大変な状況だったことです。児童の中には集団行動が苦手な子もいますので、特に低学年では細やかな支援が必須でした。
- TEPRO Supporter Bankを利用してみて
- 熱心で多角的な取組をしてくださる方も多く、担任からは「あの人すごい」という声が上がっています。子供との距離感の取り方や依頼内容の確実な遂行など、それぞれの能力を発揮してくださっています。TEPRO Supporter Bankを利用し始めてからは、教員にとって「誰かがいるのが当たり前」に意識が変わり、役割分担を考えるようになりました。「他の目がある」ことで、指導への意識が高まる隠れた効果も感じています。
- TEPROについて
- TEPROは、学校現場の困りごとを深く理解し、必要な支援を用意してくださっていると感じています。法律相談など、現場の課題を解決するための多岐にわたる事業は本当にありがたいです。学校にとってはまさに「手を差し伸べてくれる存在」であり、「こちらに頼っていい」と明確に示し、登録のサポートもしてくださる温かさに感謝しています。
- サポーター活動に関心がある方へのメッセージ
- サポーター活動は、必ずご自身のスキルの1つになります。子育て経験者は自分の子以外の成長を知る機会に、学校現場を志す方にとっては仕事にする前の体験の場になります。「合わない」と思えば次に進めば良いし、「先生をやってみたい」と思う方が増えれば教育界にとっても有意義です。教員経験がなくても、皆さんの経験や特技を活かせる場ですので、ぜひ一歩を踏み出してみてください。




































